本能寺(京都市中京区)

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織田信長公廟 本能寺(ほんのうじ)

織田信長公がお祀りされている建勲神社の写真もご覧ください。

本能寺(ほんのうじ)

本能寺の所在地
 
京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町522
本能寺の宗派 法華宗本門流大本山
本能寺の拝観 境内自由(朝6時より夕5時まで)
本能寺宝物館拝観料 500円(朝10時より夕4時まで)
本能寺への公共交通機関
 
市営地下鉄東西線「京都市役所前」下車、すぐ

本能寺(ほんのうじ)の由緒

 天正10年(1582)6月2日早朝、丹波亀山城を発った明智光秀が「敵は本能寺にあり」と襲った織田信長に対する謀反は「本能寺の変」としてあまりにも有名な歴史上の出来事です。
 その頃の本能寺は現在の本能寺より西南の四条油小路付近に位置しており、広大な寺域に七堂伽藍や多くの塔頭を擁し、周囲は土塁と堀で囲まれた城郭構えになっていましたが、この戦いで建物のほとんどが灰燼と化してしまいました。現在の本能寺は、豊臣秀吉の都市計画で多くの寺院が寺町通界隈に集められた事により、天正17年(1589)に今の地に移転再建されたものですが、その後の火災で堂宇のほとんどが再び焼失し、今に見られる本堂は大正時代から十年を掛けて再建作業が進められ、昭和3年(1928)に完成されたもので、鎌倉室町時代の粋を集めた建築様式だと解説されています。
 織田信長の三男信孝は信長の燼骨を集め、本能寺に信長の御廟を建立しました。この墓には信長が所持していた太刀が納められています。境内には織田信長及びその側近達の供養塔も建てられています。

京都の寺院本能寺1

京都の寺院本能寺2