廬山寺(京都市上京区)

TOP

廬山寺(ろざんじ)、源氏の庭

京都の紅葉と桜の写真は京都の観光紅葉お寺めぐり、桜神社寺院写真集でご覧ください。

廬山寺(ろざんじ)

廬山寺の宗派 円浄宗本山(天台系)
拝観料 400円
廬山寺の所在地
 
京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397
廬山寺への公共交通機関
 河原町通を走る市バス「府立医大病院前」下車、
 徒歩数分

廬山寺の由緒

 廬山寺の本堂は光格天皇(在位1779〜1817)により仙洞御所の建物の一部を移築したもので、その本堂には堅田の浮御堂でよく知られる恵心僧都(えしんそうず)により造られたといわれる阿弥陀三尊像が安置されています。本堂の南側に広がる「源氏の庭」は、廬山寺が源氏物語を書いた紫式部邸宅址であることに因み昭和40年に整備されたまだ新しい庭です。白砂に配された州浜形の緑の苔に1000本を越える桔梗が植えられ、6月から咲き始める「ききょう」の花は7月に最盛期を迎え8月まで観賞できます。源氏物語には「朝顔」として書かれているものが現在の「ききょう」に相当するものだそうです。
 廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)が正しい名前で、天台宗の高僧の元三大師良源(がんざんだいしりょうげん、912〜985、天台宗中興の祖)が天慶元年(938)に北区の船岡山の近くに開いた與願金剛院(よがんこんごういん)が廬山寺の始まりと門前に掲示されている駒札説明板に書かれています。その後の変転の後、秀吉の都市改造で御所の東の今の位置に移転しました。国宝の「慈恵大師自筆遺告」他、重要文化財を多数所蔵されています。
 節分の日の「鬼の法楽」には3000人もの見物が訪れて賑わいます。

前祭と後祭りに巡行する祇園祭山鉾33基の写真は
京都祇園祭山鉾巡行33基写真集
でご覧ください。

京都の寺院廬山寺1

京都の寺院廬山寺2