三室戸寺(京都府宇治市)

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明星山(みょうじょうやま)三室戸寺(みむろどじ)

京都の桜の写真は京都の桜写真集でご覧ください。

三室戸寺(みむろどじ)

三室戸寺の宗派 本山修験宗
三室戸寺の所在地 京都府宇治市菟道滋賀谷21
三室戸寺の拝観料 500円
三室戸寺の拝観時間
 
午前8時半より午後4時半
 (11月〜3月は午後4時まで)
三室戸寺の霊宝殿拝観
 
300円(毎月17日のみ公開、9時30分より30分毎、
 1回の拝観時間は20分)
三室戸寺への公共交通機関
 
京阪電車宇治線「三室戸」駅より徒歩約15分
 JR宇治駅前から京阪宇治バス「明星町経由黄檗」行きで約20分「三室戸寺」下車すぐ

三室戸寺(みむろどじ)の由緒

 三室戸寺の拝観受付を入って参道の右手の斜面に見られる約5000坪もの広大な庭園は、春のツツジ、初夏の紫陽花(あじさい)などの四季折々の花に美しく彩られ、「花の寺」として親しまれています。なかでも紫陽花は一万株を超えるともいわれ、桜、ツツジ、石楠花(しゃくなげ)、秋の秋明菊などが杉や松の緑に囲まれてきれいに咲いています。参道を進むと与楽苑と呼ばれる池泉庭園や石庭も見られ、これらの庭は昭和の名作庭家の中根金作に委ねて造られたものだそうです。花の咲く時期の夜にはライトアップによる拝観もあります。
 文化11年(1814)に建てられた風格漂う重層入母屋造りの本堂の前には無数の蓮の鉢が並べられ、夏の朝に薄紅や白の花が本堂や阿弥陀堂、三重塔などを飾ります。
 三室戸寺の創建の歴史は古く奈良時代の宝亀元年(770)にまで遡ります。光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、宇治川上流の岩渕より現れた一尺二寸の金色に輝く千手観世音菩薩像を本尊として、奈良の行表法師(ぎょうほうほうし)を招いて創建されました。本尊の金銅二臂千手観音立像は秘仏のため、本堂では金色に輝く高さ88センチのお前立ちの観音さまを拝することができます。観音さまは胸のところで手を組んでおられます。
 本堂の前を右に進むと鐘楼の傍に源氏物語宇治十帖の古蹟「浮舟の碑」が建っていて説明が添えられています。
  毎月17日のみ公開される霊宝殿には我が国最古の清涼寺型釈迦如来立像などの貴重な仏像や美術品を拝することができます。

7月17日と24日に巡行する祇園祭山鉾33基の写真は
京都祇園祭山鉾巡行33基写真集
でご覧ください。

京都の寺院三室戸寺1

京都の寺院三室戸寺2