京都観光紅葉と桜の写真

京都観光紅葉と桜

●●●●●●●

 古都京都が美しく華やぐ季節は紅葉の秋だといわれます。千年以上の歴史を誇る多くの寺社や、京都盆地を取り囲む山々の麓が燃え上がるような紅葉に彩られます。京都に数ある世界遺産も赤や黄色にきらめく紅葉に飾られます。平安貴族も紅葉を楽しんだといわれます。藤原忠平が詠んだ「小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ」の詩などを思い浮かべて紅葉の嵯峨野を歩いてみてはいかがですか。

 春の京都は桜に美しく飾られます。1200年の歴史を物語る東寺、清水寺や平野神社などの境内には桜が美しく咲きますが、都が東京に遷されて疲弊していた京都を蘇らせる為に明治以降に新しく作られた琵琶湖疏水、平安神宮、岡崎公園なども春は桜に溢れます。北の山地から流れ降りてきた高野川と加茂川は出町柳の近くで合流し鴨川と名を変えて、碁盤の目のように整備された京都の街を北から南へ流れます。その高野川、加茂川、鴨川ともに堤防には桜が植えられていて、桜の下の岸辺に沿う道を歩きながら、あるいは対岸から美しい桜が楽しめます。