高台寺の宗派 臨済宗建仁寺派
高台寺の拝観料
600円(掌美術館拝観も含まれています。)
高台寺の所在地 京都市東山区高台寺下河原町526
高台寺へのバス
市バス「東山安井」下車、徒歩約5分
(京都駅前から206系統乗車)
高台寺(こうだいじ)の由緒
東山山麓の広い境内は紅葉、桜、萩、椿と一年を通じて花と紅葉に飾られ、京都の東山を代表する寺院、景勝地です。小堀遠州が作ったといわれる桃山文化を今に伝える美しい庭は国の史跡、名勝に指定されています。開山堂が影を落とす臥龍池(がりゅうち)や池泉回遊式庭園の堰月池(えんげつち)に紅葉が映り込む時期には夜にライトアップされ、幻想的な光景が楽しめます。
豊臣秀吉の正室、北政所(きたのまんどころ、ねね)が徳川家康より財政的な援助を受けて慶長11年(1606)に開いた禅寺で、「ねねの寺」と呼ばれて親しまれています。正しくは高台寿聖禅寺(こうだいじゅしょうぜんじ)といい、鷲峰山(じゅぶざん)と号する臨済宗建仁寺派の格式の高い寺院です。何度も火災に遭遇していますが、開山堂、霊屋(おたまや)、表門、観月台、茶室の傘(からかさ)亭、時雨亭が創建時の姿を残し、いずれも重要文化財に指定されています。秀吉とねねが眠る霊屋には、二人の木像が安置されており、華麗な蒔絵が厨子や須弥壇に施され、この美術工芸の粋を極めた蒔絵装飾は高台寺蒔絵と呼ばれています。ねねの道の西向かいの「高台寺掌(しょう)美術館」で寺宝として所蔵する多くの美術工芸品を見ることができます。
別ページの高台寺の紅葉の写真もご覧ください。
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