立本寺(京都観光上京区)

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桜の立本寺(りゅうほんじ)

京都の桜写真集は京都の桜の名所の写真を集めました。

北野天満宮にほど近い地に建つ立本寺は具足山(ぐそくざん)と号する日蓮宗の本山です。歴史のある古寺ではありますが、度重なる火災により創建についてのはっきりした史料がないようです。子ども達が通学の近道に通り抜けるなど地域の人達に溶け込んだお寺です。本堂、刹堂(せつどう、鬼子母神堂)、妙見堂、客殿、鐘楼等が建ち並ぶ広い境内には40本ほどのソメイヨシノ、ヤマザクラ、紅枝垂桜などが美しく咲き揃い、毎年4月8日には花まつりが行われます。 立本寺境内の刹堂(せつどう)には日蓮宗の守護神である鬼子母神と十羅刹女(じゅうらせつにょ)が祀られており、「北野のきしもじんさん」と呼ばれて親しまれています。安産・子育て守護の御利益がいただける子安鬼子母神さまは毎月8日の午後2時よりご開帳が行われお詣りの人達で賑わいます。鬼子母神堂(刹堂)は文化8年(1811)に再建された建物です。現在の本堂は寛保3年(1743)に上棟されたもので日蓮宗七間堂の典型的な構成であると説明に書かれています。本堂、刹堂(鬼子母神堂)、客殿、鐘楼、表門が平成元年(1989)4月1日に京都市指定有形文化財に指定されています。
◆上の文章は立本寺に掲示されている京都市の駒札説明板を参考にして書きました。

宗派/日蓮宗本山
所在地/京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町107
立本寺への公共交通機関
千本通、中立売通を走る市バス「千本中立売」下車、徒歩約8分

京都のお寺立本寺1
▲本堂を飾る満開の桜

京都のお寺立本寺2
▲2012年4月10日に撮影しました。本堂の前の紅枝垂桜は満開を迎えていません。