清滝
清滝は秋の紅葉だけでなく、春は桜、夏は蛍、清滝川の流れの音と「かじか」の声などが楽しめます。清滝川は北山杉で知られる京都市北区の小野郷のあたりに源があり、高山寺のある栂尾(とがのお)、西明寺のある槇尾(まきのお)、神護寺のある高雄の麓を流れ、再び峡谷となって清滝を通り、落合で保津川と合流して嵐山へと流れます。清滝川は清滝から上流3キロの高雄までの渓谷を錦雲渓(きんうんけい)と名付けられてハイキグコースとなっています。道標が完備しているので安心して歩けますが、途中には岩が露出した道もあるのでウォーキングシューズは必要です。清滝から下流の落合までは金鈴峡(きんれいきょう)でこちらもハイキングコースとなっています。
清滝は愛宕山(標高924m)の登山口で、かっては愛宕詣りの宿場町として賑わい、嵐山から清滝まで電車が通じ、清滝から愛宕山まではいくつかのトンネルを越える本格的なケーブルカーが通じていました。愛宕山には平安遷都以前から愛宕山大権現(だいごんげん)が祀られており、
山頂には火伏せの神の愛宕神社があり、清滝から少し上流に空也上人の修行の遺跡と伝えられる空也滝、そこから山道を登ると月輪寺があります。
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清滝へのバス
京都駅前から京都バス72系統 嵐山・清滝行きで「清滝」下車