上の写真は石庭で知られる放丈庭園です。築地塀の向こうから春は桜、秋は紅葉が白砂の庭に彩りを添えます。禅の思想をシンプルに表現したといわれる石庭には、白砂の広がりの中に左から5、2、3、2、3と15個大小の石が配置されています。下の写真の紅葉の美しい鏡容池は、春には桜と雪柳、夏には睡蓮や蓮の花が楽しめます。鏡容池に浮かぶ弁天島には弁財天が祀られ、伏虎島の春の桜がきれいです。
龍安寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、平成6年(1994)に世界文化遺産に登録されました。徳大寺家の豪壮な別荘を宝徳2年(1450)に細川勝元が譲り受け禅寺を創建したのが龍安寺の始まりです。その後に応仁の乱により焼失しましたが、明応8年(1499)に細川勝元の子、細川政元が再興しました。重要文化財の「紙本墨書太平記12冊」などの貴重な文化財を所蔵しています。
別ページの龍安寺、龍安寺 桜 紅葉、龍安寺石庭もご覧ください。
龍安寺の宗派 臨済宗妙心寺派
龍安寺の拝観料 大人・高校生 500円 小・中学生 300円
龍安寺の拝観時間 朝8時~夕5時(12月~2月は朝8時半~夕4時半)
龍安寺の所在地 京都市右京区龍安寺御陵下町13
龍安寺へのバス
市バス「竜安寺前」下車すぐ(三条京阪、四条河原町より59系統に乗車)
市バス「立命館大学前」下車徒歩約8分(京都駅前より50系統に乗車)