桜の嵐山渡月橋(京都市右京区)

 

桜の 嵐山渡月橋(あらしやまとげつきょう)

 

説 明

嵐山渡月橋(あらしやまとげつきょう)

 嵐山は天下の名勝としてあまりにも有名で、京都で最も賑わう観光スポットの一つです。渡月橋の近くの店先に掲げてあった説明板には、後嵯峨天皇が吉野の桜を移植した由縁で、平安遷都以来紅葉の名所だった嵐山が桜の名所にもなったと解説されています。嵐山の桂川に架かる現在の渡月橋は昭和9年に架けられた全長154.4m、幅11mの鉄筋コンクリート橋です。名勝嵐山の景観に調和するように木製の桁隠しを用いるなどの工夫が施されています。桂川はこの渡月橋を境にこれより上流を保津川あるいは大堰川と呼ばれることもあり、丹波山地から流れ出る水流は洪水をくりかえしていました。平安時代初めの承和3年(836)に道昌僧正(空海の弟子)が大堰川を修築した時に、今の渡月橋より200mほど上流に橋を架けたのが渡月橋の始まりといわれています。橋は朱丹に塗られ天龍寺十景の一つに数えられていました。当時は法輪寺橋とか葛野橋と呼ばれていましたが、 亀山上皇がこの橋を「くまなき月の渡るに似る」と表現したことから「渡月橋」とよばれるようになりました。
 紅葉の嵐山の大きな写真は紅葉の嵐山渡月橋をクリックするとご覧いただけます。
 別サイトの嵐山渡月橋の桜の写真もご覧ください。

嵐山渡月橋の所在地
 
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
嵐山渡月橋への公共交通機関
 JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車徒歩約15分
 阪急電車嵐山線「嵐山」下車、徒歩約5分
 嵐電(らんでん)「嵐山」下車徒歩数分

京都の観光ガイド上桜嵐山

京都の観光ガイド下桜嵐山