平安神宮(へいあんじんぐう)

 大極殿の前に咲く左近の桜(さこんのさくら)は、平安時代より紫宸殿(ししんでん)の東方に桜が植えられ、左近衛府の官人がその側に並んで儀式が行われたことから「左近の桜」と名付けられたと説明が添えられています。

 大極殿(外拝殿)から東に伸びる蒼龍楼と西に延びる白虎楼のそれぞれの歩廊の背後からは神苑の桜が背伸びをして紅色の花を見せてくれます。平安神宮の桜は4月上旬から中旬にかけて鑑賞できます。

 本殿の背後には約3万平方メートルもの広い神苑が広がり有料(600円)で公開されています。

 4つの池を中心とした池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の庭園は、植治の屋号を持つ名庭作家の7代目小川治兵衛の作庭によるもので、南、西、中、東の4苑からなる庭は桜、菖蒲、睡蓮など各季節ごとの花を観賞でき、国の名勝に指定されています。

 神苑の桜は八重の紅枝垂桜が多く、西神苑の入り口近くで紅色に咲く見事な桜は谷崎潤一郎の「細雪」にも登場して特によく知られています。

 拝観順路の最後になる東神苑の尚美館(迎賓館)の左右に連なる桜が池に影を映す様と、栖鳳池に架かる泰平閣(橋殿)を紅枝垂桜が飾る光景は平安の雅を彷彿させます。

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平安神宮の参拝
 
境内は自由に参拝、拝観できます。
平安神宮の神苑拝観料 600円 
平安神宮の拝観時間 午前8時30分~午後5時30分
  (神苑拝観受付時間は季節により異なり、
  3月1日~3月14日と9月~10月は午後5時まで、
  11月~2月は午後4時30分まで)
平安神宮への公共交通機関
 地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩約10分
 市バス「京都会館美術館前」下車、北へ徒歩
 (京都駅前から市バス5系統)